「ダンスを始めたいけれど、ジャンルが多すぎてどれを選べばいいか分からない」——最初の壁がこれです。ヒップホップ、ジャズ、ハウス、ロック……名前は聞くけれど違いが分からない、という方は多いはずです。この記事では、主要なダンスのジャンル一覧と、それぞれの違い、自分に合うジャンルの選び方をまとめて解説します。
ダンスのジャンルは大きく3系統に分けられる

まず全体像を把握すると、理解が一気に進みます。細かい名前を覚える前に、大きな分類から入りましょう。
ストリート系
街やクラブから生まれたジャンルです。ヒップホップ、ハウス、ロック、ポップ、ブレイキンなどが含まれます。リズムの取り方に個性があり、自由度が高いのが特徴です。
舞台・シアター系
舞台やミュージカルで発展したジャンルです。ジャズダンス、バレエ、コンテンポラリーなどが含まれます。体のラインの美しさと表現力が重視されます。
チーム・競技系
集団で演技することを前提としたジャンルです。チアダンスや、学校のダンス部で扱う創作ダンスなどが該当します。そろえる力が問われます。
主なダンスのジャンルの特徴

代表的なものを、特徴とあわせて紹介します。
ヒップホップ
膝を使って音に沈むリズム取りが基本。自由度が高く、初心者に最も人気のあるジャンルです。
ジャズダンス
バレエの技術を土台にした、しなやかで華やかなスタイル。舞台向きで、表現力が問われます。
ハウス
速いテンポで細かい足さばきを見せるジャンル。流れるような動きが魅力です。
ロック
動きをピタッと止める緩急が特徴。明るく陽気な雰囲気があります。
ポップ
筋肉を弾かせて衝撃を表現するジャンル。ウェーブやロボットなど独特の技術を使います。
ブレイキン
床を使ったアクロバティックな動きが中心。体力と筋力を要しますが、迫力は随一です。
K-POP
キメの多さとフォーメーション変化が特徴。憧れの曲から入りやすいジャンルです。
自分に合うダンスのジャンルの選び方

迷ったときの判断基準を紹介します。
「かっこいい」と感じた動画で選ぶ
最も確実な基準がこれです。理屈より、自分が惹かれた映像のジャンルを選べば、練習が続きます。憧れが明確な人ほど伸びます。
体への負担で選ぶ
床技の多いブレイキンは体力面のハードルが高めです。負担を抑えたいなら、ヒップホップやロック、ジャズなど立って踊るジャンルが向いています。
ひとりで踊るか、集団かで選ぶ
仲間と一体感を味わいたいならチアダンスやK-POP、自分の表現を追求したいならストリート系が合います。
ダンスのジャンル別に見る難易度と体への負担

選ぶ際に気になるのが、始めやすさと体への負担です。あくまで目安ですが、判断材料として整理します。
比較的始めやすいもの
ヒップホップ、ロック、ジャズは入門クラスが多く、立って踊るため体への負担も比較的穏やかです。年齢を問わず始めやすい部類に入ります。
体力・筋力が必要なもの
ブレイキンは床に体重を預ける動きが多く、手首や肩、腰への負担があります。ハウスは足を動かし続けるため、持久力が求められます。どちらも準備運動と体づくりが欠かせません。
そろえる力が問われるもの
チアダンスやK-POPは、個人技より全員で合わせることが重視されます。仲間と取り組むのが好きな方に向いています。
ダンスのジャンルによって変わる練習内容

ジャンルが違うと、日々の練習で重視する内容も変わります。
リズムを重視する場合
ヒップホップやハウスでは、リズム取りとステップの反復が中心になります。音に対する体の反応を育てる練習が多くなります。
柔軟性・ラインを重視する場合
ジャズやバレエでは、ストレッチと基礎の姿勢づくりに多くの時間を割きます。地道な基礎練習の比重が高いのが特徴です。
技の習得を重視する場合
ブレイキンやポップでは、個別の技を一つずつ習得していきます。できるまで時間がかかるぶん、できたときの達成感は大きいでしょう。
ダンスのジャンル選びで後悔しないために

最後に、選ぶときに知っておいてほしいことを挙げます。
体験レッスンを2〜3か所受ける
動画で見る印象と、実際に踊る感覚は違います。複数のジャンルを体験すると、自分に合うものがはっきりします。
途中で変えても無駄にならない
ジャンルを変えても、リズム取りや体の使い方はそのまま活きます。合わないと感じたら、遠慮なく変えて構いません。
ダンスのジャンルに関するよくある質問

複数を同時に習ってもいいですか?
可能ですが、最初はひとつに絞るほうが上達が速いです。基礎が固まってから広げるのがおすすめです。
途中で変えてもいいですか?
まったく問題ありません。実際に、いくつか試してから自分に合うものを見つける方が大半です。
初心者に一番おすすめなのは?
迷うならヒップホップです。入門クラスが多く、リズム取りという他ジャンルにも生きる基礎が学べます。
まとめ:ダンスのジャンルは憧れで選んでいい

ダンスのジャンル選びの要点を整理します。
- 大きくストリート系・舞台系・チーム系に分かれる
- ジャンルごとにリズムの取り方と体の使い方が違う
- 選ぶ基準は「かっこいいと感じたかどうか」で十分
- 最初はひとつに絞り、後から広げればよい
気になるジャンルの動画をいくつか見比べて、心が動いたものから体験してみてください。
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執筆・監修:Formy(フォーミー)チーム
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